御法前から授かった念願の女の子
 
                           遠妙寺所属 石田瑞穂


 私が長女をさずかった時の御利益談を発表させていただきます。長男を出産後、そろそろ第二子が欲しいとは思っていたものの、中々できずに過ごしていました。そして去年、長男が幼稚園に入園するのでその前に、今までさせていただいたことのなかった寒修行参詣をできるだけさせていただこうと思い、近所の妙深寺さんにお参詣させていただくようにしました。皆さんのように、満参などとは程遠いものでしたが、ただ長男が幼稚園でうまくやれますようにと。できれば女の子もください。と私なりにさせていただきました。長男は、私が「お寺にスタンプ押しに行くよ」と言って起こすと、はじめは文句たらたらで起きるのに、次第にさっと着替えをして車に乗り込むようになりました。
 そして寒修行参詣も終わり、いつもの生活を送っていた2月に妊娠がわかり、私は「あっ!!ご宝様からいただいたんだ!」とハッとしました。そして去年9月に無事に念願の女の子を出産することができました。長男と長女の間に1人流産してしまっていたのに、長女はさすがご宝前様からいただいた子供で、私は妊娠初期の安定期前に自宅の階段から落ちて足にけがをし、腰をひどく打ってしまったもののお腹の子はびくともしませんでした。
 今では年中に進級した長男も私の心配をよそに幼稚園が楽しくてしょうがない様子です。改めて、ご宝前様ってすごいのね。と思いました。そして、うちの子供たちを法灯相続させていただくのが私の御奉公だと改めて決心し、ご宝前に毎日お約束させていただいております。こんな私がいられるのもご宝前様はもちろん、いつも何かと気にしていただき声をかけてくださるお導師様、お講師様、慈行横浜法区のご信者の方々、お寺の方々がいらっしゃるからだと思っております。この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございました。