お供水で”すっきり”手術後の不快感がスッとなくなる

                          遠妙寺所属 堀口敏美

 

お供水さんは、ありがたい水だからお寺参詣に来た時は、必ず家に持って帰るようにと、教化親のF様が、しきりに勧めるものですから、教化子として、たまには、いうことをきかなければと思い、頂いて帰りました。そうしたらその水の、美味しいこと、それからはお寺参詣のたびに、ペットボトルに入れて頂いて帰ることにしました。

 沢山の方が、ご利益をいただいているようですが、まさか私がお供水さんに助けてもらえるとは、思ってもいませんでした。

 平成十年の冬、寒参詣も終わった二月五日に、鼻茸の手術をしました。止血剤に発砲スチロール状のゼラチンを鼻の穴から詰めていましたが、そのうち喉からヌルヌルした物が食道の方へおりていくなんともいえない気持ちの悪い感触に悩まされました。

 この気持ちの悪い感触を解消してくれるような薬もなく、水でうがいをしてみましたが効き目がありません。

 しばらくは我慢していましたが、どうしたものかと考えていた時、お供水さんを思いついたのです。

 あまり期待もせずに頂いたのですが、不快感がスーとなくなりました。それからは気持ちが悪くなるとすぐお供水さんを頂くようにしたところ、そのうち不快感も解消してしまいました。

 お供水さんは美味しいばかりでなく、薬以上のききめもあるのだということを、体験させていただきました。
 
 凡夫考えで、そんな馬鹿なこと本当にあるのだろうかという、疑いの心を捨て、教えを素直に信じて、もっともっと、信心修行に励んで行きたいと思いました。
 御宝前で御題目を口唱させていただいていると、いても立ってもおられぬ不安や焦燥感が、心穏やかに和ませていただけるのです。このご信心は母から無理矢理の法灯相続でしたが、現在では亡き母によくぞ相続させてくれたと感謝の思いで一杯です。

 今後も予期せぬことが起こるやも知れません。でもそのような時は今まで頂いたご利益を思い出しすべて御宝前におすがりし、お願いすれば、必ず乗り切っていけると確信しております。そのためにも、なお一層の信心増進に励みたいと思っております。