大切な人のお教化

私は昨年の寒参詣中、学校のあとに飯能別院に向かう時、彼氏のOくんに飯能に住んでいるおばさんの家に行くと嘘をついて飯能に行っていました。ですが段々いろんな嘘をつくより連れてきてしまおうと思いました。そして深く考えることも無く上手く話ができるよう親からお助行いただきました。次の日、私はOくんを連れて別院にお参詣し「本門佛立宗というお寺に行っているんだ」と伝えました。「どんな宗派なの」と聞かれ、私はホームページを見せたりお看経の仕方やご信者さんの体験談を話し質問にも答え30分ほど話していました。受け入れてくれ興味を持ってくれている様子だったので、この時に私は「Oくんとこのご信心をしていきたい。このご信心を通してさらに幸せになってほしい」と思いました。

その後も別院に何度かお参りしたり、本院での青年会御講にも連れ参詣しました。そして6月に入信を勧めたいと思い本持教区の人にお助行をしていただき、母の力も借りて入信を勧めました。Oくんは1度入信書を持って帰りましたがスムーズに、7月飯能別院にて信徒加入願を言上していただきました。

また私は高校3年で受験の年でした。高校入学当時から、進路が決まりやすいように1年生からいい成績がとれるよう努力していました。3年生になって1年生からの成績で決まる指定校推薦に受かりたいと思うようになり、青年会の皆さんに何度かお助行をいただきました。そのおかげもあり勉強のやる気が出たり成績をあげることができ、12月に指定校推薦で大学に受かることができました。1年生の時からテスト期間など忙しい時期でもお寺参詣をしっかりとしながらいい成績を取り続けることができ、合格のご利益を頂きました。

そして12月から元々していたアルバイトに加えて新しくアルバイトを始めました。元々していたアルバイトもアットホームでいい人ばかりで時給もよく恵まれている環境でした。収入を増やしたいと思い新しく応募したバイト先も、面接日に「とてもいい印象の方に出会えた」と言われ面接日に採用が決まり、一緒に応募した友達も受かることが出来ました。スムーズにバイト先が見つかり、職場の人はとてもいい人が多く楽しみながら働けてご利益を頂いたと感じています。

飯能別院ができた5年前から家族としっかり別院参詣しご奉公させていただいたことにより、飯能別院でOくんを入信に繋げることができました。また、お教化できたこと、青年会でのご奉公をさせていただいたことで、大学合格やアルバイトでご利益をいただくことができたと感じています。

今は、お寺についての質問に上手く答えられなくてOくんの育成に悩んだり、毎日の口唱が足りなかったり自分の信心前を反省する日々です。自分の懈怠や信心前を改め、これからさらにご信者として教化親として成長していけるようがんばります。

娘のお教化について

一昨年の冬頃、長女からお付き合いしている人が、飯能に住んでいる同級生であると聞きました。

しばらくすると寒参詣が始まり、長女は、平日の学校のあとそのまま飯能別院に向かうこともあり、お付き合いしている人には、親戚の家があると言って一緒に飯能まで来ることが増えました。

娘は、お付き合いしている人に駅までではなく、親戚の家まで送ると言われ、もう隠すのは無理だし面倒だと思ったから、思いきって『お寺に行ってるんだよね』と伝えたそうです。

すると、一緒に行ってみると言ったので連れていき無始已来を唱えてくれたと、帰ってきてから教えてくれました。

私は、びっくりしましたが娘の勇気に感動し、私も見習わなくてはと反省しました。

それから娘たちは、寒参詣を数回一緒にお参りしたり、遠足の晴天祈願をしたりと別院に足を運んでいました。

私は、長女と彼は大学受験の大切な時だから、彼にもご信心をしてもらいたいと思いご祈願をさせていただきました。

すると娘から『入信をすすめようと思うけど、うまく話せないからママ一緒に話をして』と言われました。とても嬉しくて、早速3人で話をする日を決めました。

まず、別院で待ち合わせをして、ちょっとお参りしたあと私は彼に話をしました。『娘から、ご信心の話は聞いていると思うけど、どう思っているかな?嫌とか疑問とかあるかな?』と聞くと『嫌とか特にないです。』と言っていたので、思いきって話をしました。『いま、ちょこちょこ別院に来てくれているし、これから大学受験という大きな出来事があるから、ぜひ一緒にご信心してみないかな?だけど、それは娘と付き合っているからではなく、もしも離れてしまうことがあっても、ご信心を続けて欲しいと思っているから。』と伝え、それでもご信心をするという気持ちなら、信徒加入願いを書いて欲しいと話しました。

彼は、その日は、信徒加入願を持ち帰り、数日後の7月の別院総参詣日に入信書をもらいました。そして、彼も夏期参詣を満参させていただけました。

私は、とても嬉しくて泣きそうになりました。娘がお付き合いしている人をお教化させていただけるなんて!本当にありがたい気持ちでいっぱいになりました。

 

飯能別院が開設され5年が過ぎ、誓願のお教化もまだ成就出来ず、たくさんの課題はありますが、家族やご信者の皆さんのおかげでさせていただけたお教化だと感じています。