易行宗(いぎょうしゅう)

 易行宗とは、仏道修行の中で最も易しく、行じ易い信心の事を言われているのです。
 仏様ご在世の大昔や仏教が中国に渡った当時の修行方法は、頭で考えて悟ったり、肉体を痛めつける、難しく苦しいいわゆる「難行苦行」でありました。
 それに対して当宗の修行は、老若男女を問わず、誰でもがさせていただける易しい修行で上行所伝の御題目を口で唱え、一歩進んでは他人様にも唱えさせてあげる方法であります。
 とかく、ご信心の理論や理屈を覚えてから、人に話をしようという方がおられます。しかし、ご信心の理論を理解しようというのは難しい事ですし、ならべ教える事は習い損じになりやすく、「労して功なし」でかえって信心を失う事にもなりかねません。
 その点、現証のご利益であれば誰でも信心で御題目口唱に励み、経力、仏力を頂いて現証ご利益を感得することが出来ます。そしてそのご利益を頂いた喜びの心、随喜の心を他人様にお話させていただくのです。
 故にご信心は、教えられた事や、学んだ事を身を以て練習する、稽古事の順序・段階を経ることと同じで、最初に、易しい口唱行でしっかりと鍛え、ご利益を体得して、その喜びでお参詣、お助行、御有志、お教化そして役中、幹部のご奉公を務めるといった、常に御題目を頼みとし、御題目に任せ奉るというご信心のもとに、上行所伝の御題目を口唱させて頂くことが、まことの易行となるのです。

 御教歌(№二八三〇)
  妙法は易修易行也怠らず 口唱するのを持つとぞいふ
 

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