幹事長のお役のご奉公をさせていただいて

ありがとうございます
2年間、幹事長のご奉公をさせていただいた中で感じたことを振り返りご披露させていただきます。

振り返ってみますと就任してすぐに緊急事態宣言が発令され、私の唯一の長所である、飲み会やイベントでみんなと盛り上がるといったことがまったくできず、思うようなスタートが切れませんでしたが、参与の彰隆師、清聞師のご指導、ご教導のもと、無事に今日までご奉公をさせていただくことができました。
ありがとうございました。

幹事長のお役はとても有難く、御利益もたくさんいただくことができましたが、
しかしその反面で「幹事長なのだからちゃんとしっかりしなければいけない」や「会員のみんなを引っ張っていかなきゃいけない」というプレッシャーといつも戦っていました。
そんな中でいつの間にか「ご奉公をさせて頂く」から「やらなければいけない」という考え方になっていき、だんだん物事がうまく回っていかなくなる時期がありました。
それに加え、私自身とても我が強くプライドが高いため、上に立つものとして「弱いところを見せてはいけない」という意地や、傲慢や、慢心を抱き、そのため素直になれずにとても苦しい時がありました。すべてのタイミングが重なった一番つらい時に御講師からお助行をいただきました。素直にお話をすることで、すっと気持ちが楽になったことをよく覚えています。またその際に「過去世からの罪障を消滅できるチャンスですよ」とお折伏いただきました。日々改良をさせていただき、少しずつ乗り越えご奉公をさせていただくことができました。

2年間のご奉公の中で思い出に残っていることがあります。3つあります。
まず1つ目は幹事長一年目の時「高祖会に向けた100本祈願リレー口唱」です。なぜかというと祈願リレー口唱中に、青年奉仕会としての誓願を達成させていただくことができたからです。
お教化の3名の誓願とお助行90件の誓願を共に達成させていただき、青年奉仕会の誓願が成就したことで会員へ功徳がめぐっていき、以前体験発表しましたが私自身悩んでいた手と足のイボが自然に完治した御利益をいただきました。
今年は過去最高の181本、161名が参加され、その功徳により参詣目標も成就いたしました。
リレー口唱への取り組み方を改良させていただいたことが結果として現れ、その後のお助行席100件の誓願も成就にも繋がっていき、とても有難く随喜いたしました。

2つ目は第七回青少年の一座です。
木村御導師のお徳分をいただき、実行委員としてご奉公させていただきました。貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
遠妙寺青年会としての参詣目標には届きませんでしたが、今期一番お参詣が多い御講となり、5月度平日ラピス御講を合わせて30名のお参詣があり、誓願を成就させていただくことができました。

3つ目はお助行とWEB中継を通じたご奉公です。
緊急事態宣言が発令されてから御講席にWeb参詣を導入する改良させていただき、特に遠方に住んでる方や仕事柄外出が困難な方が利用され、お参詣したくてもできない方々の信心増進に繋がるご奉公をさせていただけました。

またお助行に関しては昨年度と今年度で取り組み方を改良させていただきました。
幹事長一年目の時の2月をお助行強化月間として毎日お助行を1件させて頂きました。その際は私や副幹事長が願主となることが多かったのですが、何とか成就させていただきました。その結果コロナ禍でも御会式の参詣目標以外の全部の誓願を成就させていただくことができました。
今年度はなかなか対面でのお助行をさせていただくことができない日々が続き、
幹事会の際に、御講師より「まず幹事から改良をさせていただきましょう」とお折伏をいただき、「菩薩チャレンジ」という名目で幹事を中心に夜21時から30分間WEB口唱会を2週間弱させていただきました。
その発展からWEBお助行という形ができていき、先月11月ではほぼ毎日WEBお助行が1~2件行われました。1年目とは異なり、副幹事長から班長さんのお助行をさせていただいたり、班長さんから班員さんのお助行をさせていただいたりと、お助行の御導師役のご奉公をされた方、お助行をお受けされた方、またお助行にお参詣された方が昨年度に比べて圧倒的に増えました。
お助行が活発になると青年会が明るくなり、11月度のお講はコロナ前のころのような笑顔や笑いがある、とてもいい雰囲気のお講を奉修することができました。お助行のありがたさを改めて痛感し、随喜いたしました。


また私事になりますが、幹事長のお役をいただいている期間の2年連続でお教化をさせていただくことができました。

幹事長のお役をいただき、たくさんご利益もいただきましたが、その分お罰や辛いことや苦しいこともありました。ですがそれを上回るほどの経験と有難い随喜の想いをたくさんさせていただけました

ぜひお役のお話をいただいた際はできない理由を探すのではなく、罪障消滅の機会を御宝前からいただいたと想い、決定して、どうやったらご奉公させていただけるかを考え実行させていただくことをオススメいたします。

最期になりますが、歴代の幹事長方々と比べると本当に至らない部分が多々あり、また私自身が罪障に引っ張られて、御本意に敵った役務ご奉公をさせていただけなかった時もあったと思いますが、支えてくださった副幹事長を筆頭に、班長、幹事の方々、会員の皆様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

今後は服部幹事長をサポートし、副幹事長として遠妙寺青年会が隆昌発展させていただけるように微力ながらご奉公をさせていただきたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。