佛立宗とは


十二宗名(じゅうにしゅうみょう)とは門祖日隆聖人が当宗の教えの肝要を十二の名前をもってあらわされたものです。
過去(かこ)宗、下種(げしゅ)宗、本門経王(ほんもんきょうおう)宗、事相(じそう)宗、無智(むち)宗、信心(しんじん)宗、易行(いぎょう)宗、経力(きょうりき)宗、口唱(くしょう)宗、名字即(みょうじそく)宗、教弥実位弥下(きょうみじついみげ)宗、直入法華折伏(じきにゅうほっけしゃくぶく)宗というように、当宗には十二の名前があります。
この十二宗名というのは、私たち佛立信者にとって大切なお祖師様日蓮聖人の三つの御書、観心本尊抄、如説修行抄、四信五品抄(三部の如説抄)のお意(こころ)を門祖日隆聖人がひろげられたもので、私たち佛立信者の日常のご信心の上でも、これら十二宗名の名前を聞いて覚えておくだけで自分の信心の反省にもなり、またご奉公の先でも大変役に立ちます。
さらに当宗のお教務方が説かれる御法門は、総て十二宗名のみ教えのどれかに基づいて説かれていますので、常々の御法門聴聞にもより集中して聴聞させていただけるでしょう。
これから、各項目ごとに簡単に説明をさせていただきます。